アーニャのちっとらーち

ロシアの大学院に進学した人の記録ノート

ロシア政府国費留学の応募から合格まで

こんにちは🍁
ロシアの大学院の授業が始まり二週間が経ちました。
なんだかんだ忙しくしており更新が遅くなってしまいましたが、そうのんびりしていられないので
今日はロシア政府国費留学の流れを私自身の経験と照らし合わせながら書いていきたいと思います。



最初に断っておきたいのが、私が応募した時と現在の応募日程と方法、順番に違いがあるので、
最新情報を確認したうえで、ご参考程度にしていただければ嬉しいです😊
今年2022年度の応募要項はこちら http://www.russia.co.jp/fukui/kokuhiryugaku.pdf
去年と比べて、なんととてもわかりやすい!!!
私の説明必要か?と思いましたが記録に残すのは大事。ということで、書いて参ります。



まず去年までの審査の大まかな流れは、
ロシア連邦教育科学省のサイトに登録
②サイトで必要事項記入、書類提出(書類審査)
③書類審査結果(メール)
④大使館で面接
⑤面接結果(メール)その後ロシア教育省と大学の間で選考
⑥サイト上で合格先の大学を確認
でした。

しかし、今年は変更があるようで、
書類提出が2段階に分けられます。
1段階目の書類審査に通過した後、面接審査。
面接に合格した後に二段階目の書類提出という方法に変わりました。

⚠️今年の大まかな流れ
ロシア連邦教育科学省のサイトに登録
②必要な場所にメール
③サイトで必要事項記入、第一回書類提出(健康診断を除く全ての書類: 日本語バージョン)(第一回書類審査)
研究概要レポート以外日本語の書類でOK
④書類審査通過後に、面接審査
⑤面接合格後、第二回書類提出 
健康診断関係書類、アポスティーユ、翻訳証明つきの書類
⑥合格!!


おそらく面接に合格すれば、基本的に希望した中のどれかの大学に入れるということでしょう。
去年まではそうだったので。(違ったらごめんなさい)
その後、ロシア教育省とロシアの大学間で、入学先大学の選考審査があります。
選考審査後の、合格先大学はサイト上で確認します。


💃ステップ💃
奨学金応募のサイトに事前登録しましょう
おはやめに!!!
サイトは2021年9月から新しく運用が開始された
https://edu.rs.gov.ru/ もしくは https://education-in-russia.com/
ここにまずは自身の必要なデータを入力し登録しましょう


②私の時とは違い、今年はこの事前登録後に、
もう一箇所、応募のメールを送る必要があるそうです。
詳しいメールアドレスは今年の募集要項をご確認下さい。


③サイトで必要事項を入力し、必要書類を提出(第一回)
第一回の書類審査では①〜⑥の書類提出が必要です。締め切りは2021年11月1日。

必要書類
①パスポートのカラーコピー
②在籍中の大学の在学証明書(卒業した場合は卒業証明書)
③在籍中の大学の成績証明書
④申請書(サイトからアップロード)
⑤証明写真のスキャンデータ(縦4.5×横3.5 、カラー)
⑥研究概要レポート(博士課程のみ)英語かロシア語
⑦健康診断関係(健康診断書、HIV抗体検査証明書、肝炎検査、結核検査証明書)
⑧2、3、7のアポスティーユ証明
⑨1、2、3、6、7、8の正確なロシア語翻訳
⑩1、2、3、7、8のロシア語訳文の翻訳証明

+希望する方は、今までの業績を証明する書類、推薦状、論文のコピー等


④面接審査
第一回の書類審査に合格後、面接のお知らせがきます。
私の時は、15分から20分。日本語かロシア語得意な方でどうぞと言われました。
面接官はお二人で、どちら方も日本語が堪能な方だったので、本当に日本語でもいい雰囲気でしたが、
私はロシア語で志望動機等を準備していたのでロシア語で話しました。


⑤サイトでの第二回書類提出
第二回の書類審査では⑦〜⑩+の書類提出が必要です。
締め切りは2023年1月31日。
翻訳やらアポスティーユやら
もっとも大変な作業がこちら!!なのでこの説明は次回にしたいと思います。


⑥合格
サイトで合格先の大学を確認


今回はざっと流れの説明をしました。
私が応募した時よりも遥かに分かりやすい説明が応募要項に書いてあり
このブログの意味がないなと思いつつも書きました。
次回はややこしい第二回書類提出について書きます。